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離乳食では調味料はいつから使っていいですか?
離乳食の相談では
『離乳食では調味料はいつから使っていいですか?』
という質問もよくいただきます。
離乳食での調味料の使い方についてのお話です。
離乳食の調味料の開始時期
いわゆる『離乳食の後半』ぐらいが理想です。
さらに言うと
その頃でも素材の味のままで食べてくれれば
味なしで離乳食完了を迎えてもいいし
味を付けた方が食が進むようなら後半ごろからが理想です。
『味の濃いものを食べさせると
将来濃い味のものしかたべなくなてしまうのでは・・・』
と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが
人間の体を維持するためには適度な塩分が必要です。
濃くなり過ぎないよう塩分を体に入れていく事も必要ですので
心配し過ぎないようにしてください。
調味料は何から使ったらいいの?
調味料と言ってもいろいろありますね。
日本で昔から使っている調味料
塩
醤油
味噌
から使っていただくのをおススメします。
他にもケチャップ、ソース、マヨネーズ、などいろいろありますが
ケチャップは糖分が多く
マヨネーズは油分が多い、
という理由で初めての味を覚える時期=離乳食
よりは
食べられるものを増やしていこう=幼児食
の方が向いているかな、と思います。
また、植物油も調味料のように使っていただくと
食材に変化をつけたり風味付けに使っていただけます。
オリーブオイル、胡麻油は風味づけにはおススメです。
離乳食後期ぐらいの少し塊を食べられるようになったら
調味料代わりに加えてください。
油=エネルギーなので、本能的に摂取したくて
食欲増進の助けになる場合もあります。
注)その時の体調、個人差がありますので
お子さんが嫌がったらやめてくださいね。
どれくらい使っていいの?
厚生労働省から出ている食事摂取基準によれば
6~11か月 1.5g
1~2歳 3.0g未満
塩1gはおおよそ3本指でつまんだ『ひとつまみ』に相当します。
注)人の指の太さはそれぞれですので
多少の誤差がある事をご承知おきください。
この塩1gに相当するお醤油の量は小さじ1
今はいろいろなタイプのお醤油が販売されていますので
必ず当てはまるわけではありませんが
大体の目安にしてください。
『そのぐらい使っても一般的には大丈夫』と
頭の片隅に入れておいてください。