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離乳食 離乳食を始める前に

離乳食のスプーンの使い方

離乳食のスプーンの使い方

離乳食の始め方。

いろいろありますが

日本人の食卓は基本

食具=箸

を使って食べる。

なので、スプーンを使って始める方が

多いと思います。

スプーンなんていつも使ってるよ。

そうですよね。

赤ちゃんに上げる時は

何か違うのでしょうか。

上手に食べられるようになるための

初めのあげ方についてのお話です。

スプーンに食材をのせる時

スプーンに食材をのせる時は

食べ物をスプーンの先の方に

少しのせてください。

後でお話しますがお口の前の方で

食べ物を受け取ってほしいから

スプーンに山盛りご飯がのっていたら

お口の中の方までスプーンを入れないと食べられません。

前の方、1/3ぐらいと

思ってください。

そして

急いでお口に入れないで

赤ちゃんにお声かけ

『○○食べるよ♪』

この時は

最高の笑顔で

できれば

『おいしいよ~』

とか

『どんな味かな~?』

とか

お子さんが安心する言葉をかけて

あげてください。

初めて見るものを体の中に入れる。

これってとっても勇気がいります。

私達も未開の土地?へ行って

見た事ないものを

差し出されたら素直に

食べられるでしょうか。

食べ物がお口の中に入る時

スプーンは下唇の上に置きます。

スプーンを持っていない方の手は

『お口』を表しています。

手でお口を表すとこんな感じです。

次は赤ちゃんが

上唇をおろして食べ物を受け取る

(くわえる)

のを待ってください。

ここでは

『待つ』

事がとても大切です。

食べさせる側は

上唇にスプーンをこするようにして

食べ物を口の中に落としてしまうのが

一番楽で早いのですが

これはお子さんの

自分で食べる力

育ちにくいです。

お子さんが食べ物を上唇で捉えたら

スプーンをまっすぐ引き抜きます。

食べ物がお口の先の方にのるので

舌を使ってのどの方へ送って

『ゴックン』

これで

初めての一口が体の中に入ります。

お子さんが嫌がってうまくいかない時

未知の物体をお口に入れるお子さんの反応は

こんなに素直にいかないかもしれませんが

そんな時は

唇にちょっと触れる

ぐらいから始めてみてください。

ここで無理強いは禁物です。

お口に食べ物が触れた時お子さんはどんな様子でしたか?

ビックリした顔でしたか?

いや~な顔でしたか?

初めてが苦手なお子さんは特にビックリするかもしれません。

ビックリした気持ちをに一緒に楽しんで

『食べても大丈夫なんだ』

という事を教えてあげてください。

未知のものとの出会い。

プラスのイメージになるよう

笑顔で受け止めてあげてください。

まとめ

実際の赤ちゃんのお口の中は

この手のようにたくさん空洞が

あるわけではありません。

母乳やミルクを飲んでいる時は

乳首でお口の中がいっぱいになるくらいです。

一口は大人が思っているよりずーっと少ないです。

この一口ずつ

『食べ物を唇で受け取る』

事が

よく噛んで食べる

の第一歩になってきます。

スプーンだけが大切なわけではありませんが

こんなあげ方、少し意識すると

赤ちゃんも心地よくお食事の時間を迎える一助になるかもしれません。